引っ張り癖、突然の吠え、刺激への過剰反応…。
お散歩に出るたび吠えないかヒヤヒヤ。
どうして上手くお散歩できないんだろう? と悩んでいた私たち。
愛犬を迎えて1年半、プロのトレーナーにも相談しながらお散歩練習を続けてきました。
お散歩、楽しいはずなのに…
犬を飼うのは初めてですが、こんなにお散歩が難しいとは思っていませんでした。
愛犬はお散歩がだいすきで、「お散歩いこ」というと尻尾ブンブン。
しかし、外に出ると興奮気味にリードを引っ張りうさぎ跳びするように前のめりになり、
他のわんちゃんや子供がいると吠えまくる始末。
楽しいお散歩のはずが、飼い主は周りへの迷惑にならないかヒヤヒヤ。
そんな私たちですが、トレーナーの指導を受け、日々の散歩で少しずつ歩き方を練習。
今でも、犬に会ったり、人混みでは興奮してしまいますが、
1年半経ってやっと、少しずつ落ち着いた散歩もできるようになってきました。

初めてのお散歩は…
首輪にリードを用意し、いざお散歩へ‥!
しかし、飼い始めの愛犬は7か月でまだ子犬。お外には初めてがいっぱい。
常に前のめり。右に行ったり左に行ったり、戻ってみたり走ってみたり。
犬に出会えば吠えまくり。
愛犬は楽しそうではありましたが、飼い主はへとへと…

当初抱えたお散歩の問題点と原因
安全面の問題
① 横を歩けない 興味のある方へ縦横無尽に突っ走る
② 興奮していると指示が入らない
考えられた原因:
① お散歩が楽しくてうれしくて仕方ない。好奇心のままに走っている。
② 飼い主との信頼関係がまだ十分に構築されていない。
社会性の問題
① 犬や人に遭遇すると吠える
② 救急車のサイレン音や踏切の音に吠える
考えられた原因:
恐怖、警戒、興奮 または、犬や人に対しては遊ぼう!という要求

対策と現状
安全面
① 横を歩けない 興味のある方へ縦横無尽に突っ走る
② 興奮していると指示が入らない
この2つの問題に対しては、下記を実施。
→対策
1)プロのトレーナーに相談
2)家の中で地道に横を歩く練習
3)道具の見直し
4)飼い主に注目させる
5)「おすわり」「まて」の練習
→ 現状
家の中では横を歩く、おすわり、ふせは完璧。
しかし、外に出るとまだ刺激が強く興奮気味なことも多々。
それでも以前より落ち着いて歩けることも増えてきて、興奮していてもコマンドは入るようになってきました。
1)プロのトレーナーに相談
初心者の私たちはまず基本をプロに教わることにしました。
お外で練習かと思いきやまずはお家で特訓。
刺激があると興奮してしまうため、落ち着いて過ごせる家の中で練習し、成功体験を重ね、
少しずつ刺激を増やしていきました。
練習内容
▷ まずはお家で
・遊びながらオンオフを切り替える練習
・家の中で横を歩く練習
・コマンド「おすわり」「まて」の練習
▷ できるようになったらお外で
・家と同じように横を歩く練習
・犬に出会ってもコマンドで落ち着く練習
・飼い主と歩くのが楽しいんだと思ってもらえる遊び などなど
練習の中でリードの持ち方、長さ、褒めるタイミング、歩き方など様々な指導を受けました。
ただ歩くだけでなく、いかに犬に注目してもらえるか、指示が通る状態・信頼関係を築けるかが
大事なことも実感。
2)「家の中」で地道に積み上げる
お散歩でのトラブルの根本は「飼い主の横を歩く」という基礎ができていないことでした。
トレーナーから教わった方法はシンプル:おやつで横に誘導しながら、まず刺激の少ない室内で練習する。先に行きすぎたり突っ走ったら立ち止まり、リードを引いて合図を出す。これを繰り返しました。
根気が必要でしたが、家の中ではほぼ完ぺき!
刺激の多い外ではまだ「たまにできる」レベルですが、横にいるといいこと(おやつ!)があると学習はしているようで、確実に前進しています。
3)道具の見直し
初めは、首輪にリードでしたが、首輪だとリードを引いたときに首への刺激が強く、
逆に興奮を助長させている可能性がありました。
そこで、首輪をハーネスに変更。リードを引いても力は首に集中せず胸全体に力がかかるため
前のめりになることの抑制につながり、リードを引いてもさらに興奮することはなくなりました。
首輪のときは、興奮すると息がハアハアしていましたが、それもなくなり、
愛犬の負担も減らせたようです。

4)飼い主に注目させる
外の刺激があっても、飼い主と歩くことが楽しい、飼い主の方がいいことがあると学習し、
飼い主に注目するようになると、引っ張りは拾い食いなどの防止や安全確保にも有効です。
名前を呼びながら、合図で一緒に走ってみたり、おもちゃで遊んでみたり、鬼ごっこをしてみたり、目が合ったらおやつをあげたり、ただ指示を出すだけでなく飼い主に注目するとどんな楽しいことがあるのかな?と思わせるように練習しました。
1年半経っても、まだお外の刺激は強く、道端の匂いや草木、人、犬に対して興奮気味。
関心があちこちに行きますが、前より少し飼い主をみることも出てきました。
まだまだこれからも特訓です!

5)「おすわり」「まて」の練習
刺激があったときにも、コマンドが入ると興奮を落ち着かせやすいです。
コマンドを覚えたら、遊びながら、歩きながら、信号で止まるとき 等
いろんなシーンで練習しました。
ここでも、成功したらおやつをあげて大げさにほめることを欠かさずに。
訓練の甲斐あり、どんなに興奮していてもコマンドは入るようになってきました。
ただ、いったんおすわりしても、またすぐに興奮してしまうことがあるので
落ち着くようになるまではまだ時間がかかりそうです。

社会性
① 犬や人に遭遇すると吠える
② 救急車のサイレン音や踏切の音に吠える
この2つの問題に対しては、下記を実施。
→対策
1) いろいろな音を聞かせ、刺激に慣れさせる
2) 犬の保育園の1日預かりを利用
→現状
犬の声・子供:まだ反応してしまう。距離が保てているときはコマンドが効くことも。
救急車の音 :実はこの音、犬の遠吠えと同じ周波数のようです。
音に慣れてきた今、きょろきょろして遠吠えすることはありますが、無駄吠えは
なくなりました。
踏切 :あまり通らないので、たまに近くで聞くと興奮気味。
1)いろいろな音を聞かせ、刺激に慣れさせる
愛犬は突然の大きな音も苦手でした。そこでトレーナーに教えてもらったのは「音に慣れさせる脱感作トレーニング」。CDやYouTubeで救急車や踏切の音を小さい音量から聞かせて慣れさせていきます。お散歩中は、反応しそうな場面でコマンドを使って飼い主への注意を引き戻す練習も並行して行いました。
そして、無視できたらおやつ。
反応したときも叱らず、コマンドや方向転換で気をそらし、落ち着いたタイミングで褒めるを徹底しました。
2)犬の保育園 1日預かりを利用
犬との触れ合いに慣れさせるため、保育園も利用しました。
お預けにいったときは、すごい勢いで吠えていましたが、預けた後は吠えることなく、
他のわんちゃん達とうまく遊んで過ごしていたようです。
何度か行くうちに、保育園に行くとわかったときは尻尾ブンブンでした。
犬への吠えは、犬と遊びたい気持ちもあったのかもしれません。
まだ途中だけど、確実に変わってきた
まだまだ完璧なお散歩には程遠いですが、「以前よりずっといい」は実感しています。
一番の気づきは、問題行動を直そうとするよりも、正しい行動を積み上げていくほうが犬にとっても飼い主にとっても無理がないということ。
- 困ったら早めにプロに相談する。独学の限界は意外と早くくる
- 道具(ハーネス・リードの持ち方)を見直すだけで変わることがある
- 練習は「家の中」という刺激の少ない環境から始める
- 音の脱感作は毎日少しずつが効果的。急がない
- 褒めるタイミングを逃さない。叱るより「できた瞬間を捉える」
- 外でできなくても焦らない。家でできているなら着実に進んでいる
お散歩がだいすきな愛犬が、よりお散歩を安全に楽しめるように、
これからも少しずつ、一緒に上手くなっていきたいと思います。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
